競技会前の不思議現象たち
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<以下、電話の会話内容>
ワンコ先生 「他になにか気になるところはありませんか~~?」
マクハラ母 「(おお、意外とまともな質問。やっぱりふつーに心配してくれてるんだね♪)」
ザザーーーっ!カッコ~~~ンっ♪
マクハラ母 「・・・。(・・・カッコーン?・・・うそでしょ?まさか風呂入ってる??)」
マクハラ母 「ああ、そういえば・・・。マックスの脚側が遅れるようになっちゃいました。それもかなり。私の膝の裏にマックスの鼻が当たる感じです。」
ワンコ先生 「あ~~・・・それでどうしました?」
マクハラ母 「一応、(もっと早くだよ)と前にショックを入れてみてます。」
ワンコ先生 「ん~~まずいかなぁ・・・・。。。」
マクハラ母 「えっ?!まずいことしてますかっ?!先生?!」
ワンコ先生 「・・・。」
マクハラ母 「先生~~っっ!(そんなにまずいのぉっ)?!」
ザザーーーっ!カッコ~~~ンっ♪
マクハラ母 「・・・。(うそだよね?まさか風呂入ってないよね・・・)」
ワンコ先生 「たぶんマックスがお母さんの変な気迫におされてる可能性があるので、ショックを入れるのはやめてください。それはこの2、3日で修正できる問題ではないので、取りあえず、ボールを使って前へ前への意識を補強してあげてください。
あとは左回りはあまりやらないで、右回りを多めにして乗せてあげてください。
たぶん今度は前に出すぎてきちゃうとは思うけど、今回はそれでいいです。とにかく本番を楽しませてあげてください。」
マクハラ母 「(ん?風呂入ってないの?でもあれ、お風呂のザザーーーっだよね??んじゃ、誰がお風呂入ってるの??)」
(『ザザーーーっ!カッコ~~~ンっ♪』が気になり、重要な発言を聞き逃すマクハラママ)
<HIKARU OF HARUKI JP>
ワンコ先生 「ハラスは大丈夫ですか~?」
ハッと我に返るマクハラママ)
マクハラ母 「あ?ハラスですか?ハラスもだめです。」
ワンコ先生 「え~っ?!ハラスがぁ?やっぱり遅れますか?!!」
マクハラ母 「ん~、、遅れるには遅れるんですが・・・何ていうか、マックスとは違って、いきなりス~っといなくなったな、と思って振り返ると、どこにもいないんです・・・」
ワンコ先生 「で、どこにいるんです?」
マクハラ母 「私の 右 に・・・」
ワンコ先生 「・・・。」
マクハラ母 「先生、2頭とも今までこんなこと1度もなかったのに、何で競技会が目前に迫った今の今になってこんなありえない現象が起こってくるのでしょうかっ?!」
ワンコ先生 「・・・。」
マクハラ母 「先生っ?!せんせーっ?!(その無言、怖いからやめて~~っ!!そんなマズいのぉ~~っ
?!)」
ひぃ~~~ヒャッっ、ヒャッっ、ヒャッっ、
ひぃ~~~ヒャッっ、ヒャッっ、ヒャッっ、
ひぃ~~~ヒャッっ、ヒャッっ、ヒャッっ、
マクハラ母 「・・・。(もしかして電話ほったらかしにして笑ってないよね・・・)」
マクハラ母 「せんせーっつ!!!」
ワンコ先生 「マックスもハラスも絶対お母さんの気迫に押されて左についてたくないんですよ~♪
ヒャッっ、ヒャッっ、ヒャッっ、と、とにかく、もう日もないし、何も対処しようとしなくていいです。お母さんがリラックスして楽しくやることを心がけてくださいね♪」
ひぃ~~~ヒャッっ、ヒャッっ、ヒャッっ(まだ笑ってる)
マクハラ母 「・・・カッチーン・・・(くっそ~、競技会終わったら絶対シメよう・・・)」
ワンコ先生 「そうそう♪ 競技会前ってそういう不思議現象が色々起こってくるものです。『今までそんなことなかったのに~』ってことが沢山起こってくる。指導手は普段どおりにしてるつもりでも、やはり微妙な変化をワンコたちは感じとるものなんです。
そうやって、新たな一面を発見し、変化を感じ取りながら絆って深まっていくもんなんですよね~~♪」
マクハラ母 「(お~、、、たまにはえ~こと言うやんけぇ、われ~っ)」
ワンコ先生 「大丈夫ですよ♪ファンタも無事お母さんの『褒め』から復活したみたいだから、マックスたちもきっと(^^♪」
(→ファンタ君トラウマ事件についてはこちら)
マクハラ母 「・・・(重ねがさね)カッチーン(・・・シメる・・いつか絶対シメる・・・)」
こうして、競技会前の突発不思議現象は何も解決せず、本番を迎えることになるのであった。
<GUNMA FUKUSHIMA’S STREET ROCK FCI>
追伸
昨日の記事に、訓練の大先輩方から有り難いアドバイスを沢山頂き、心から感謝致しております。
そのアドバイスは、これから始まる長い長い競技生活の「宝」として、折に触れ何度も何度も読み返させて頂こうと思っております。
また、共に頑張っていこうとしている訓練仲間たちにこっそり教えてあげたいと思っております。
本当にありがとうございました。
チームマクハラは優等生ではないので、進歩も遅く、遅々として進まないと思いますが、いつかは憧れのCD3やオビディエンスなどの競技にエントリーできるよう頑張って行きたいと思います。
長い時間がかかるかと思いますが、お見守り頂けたらほんとうに幸せです。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
チームマクハラ代表(一番まともな)マックスより
<2015/08/22撮影 ハラスのお里に行った帰り道、群馬県沼田市にて>