飛び立てっ!
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「何か楽しいことを!」ということで、障害を飛ばせてもらって遊んだ♪
訓練を始める前のマックスはソファーの上にも上がれなかった。
車にも自分で乗れなかったし、ベッドの上にも上がれなかった。
上がりたいときはソファーやベッドにあごを乗せて「乗っけて♪」とアピール。
そんなマックスを見て、
この子は股関節が悪くて痛みがあるから、ジャンプすることができないのだ、とずっと思い込んでいた。
この子は体を動かすことが苦手だし嫌いなのだ、と。
そんなマックスが訓練を始めてから変わり始めた。
最近、想像もしなかったようなキレの良い動きを見せてくれたりする。
時にはハラス以上に。
表情も見違えるほど明るくなった。
訓練を始めると、目がキラキラ輝いて笑顔がさく裂する。
私の思い込みだけで、グータラ寝ていることだけが好きなワンコのレッテルを貼り、
危うく、インドア派のワンコにするところだった。
私の先入観だけで、せっかく持って生まれたマックスの可能性を永遠に潰してしまうところだった。
それがどんなに低い障害台でもよいのだ。
そんなことは私には関係ない。
マックスが自らの意志で、自らの脚力で、「飛ぼうとする」その姿に、泣きたいほどの感動を覚えるのだ。
この誇らしげな表情はどうだろう!
だからマックス、君を、母さんが全幅の信頼を寄せるワンコ先生に託すよ。
母さんたちだけじゃ見せてあげられない広い世界を見せてもらったり、色々な経験をさせてもらって、めいっぱい楽しんでおいで!
君には伝わりにくいかもしれないけど、これが君の父さんと母さんの精一杯の愛情の形だよ。
そしてまた元気にこのお家に戻っておいで♪
父さんも母さんも首を長~くしてまってるからね。
<2016/03/27撮影 嬉しそうに何度も障害を飛ぶマックス>